棟方志功 板画「鼓妃の柵」

¥350,000

棟方志功による板画「鼓妃の柵」です。

棟方志功が展開した「妃の柵」連作の一作で、女性を「生命の根源」として敬愛し、宇宙的な慈愛を表現した作品となります。

タイトルにある「柵」とは四国の巡礼が寺々に納める回礼のことで、作品一つひとつに祈りを込めて刻むという「一柵一念」の思いが込められています。

画面中央の裸婦は、棟方志功らしい力強い彫りと大胆な線で描かれ、周囲の草花のモチーフは、人物と自然を一体化させるように配置されており、生命の逞しさや美しさを印象づけています。

本作は、棟方独自の「板画は仏画なり」という思想を体現した、宇宙的な慈愛と普遍的な美を示す重要作といえます。

棟方志功鑑定登録委員会による、2026年発行の新しい鑑定書が付いております。

本人サイン入、額縁付き
額・ガラス面に経年による多少の擦れや傷みが見られます。何卒ご了承ください。

サイズ
額:幅52cm × 奥行1.9cm × 高さ55.2cm ほど

絵:幅20cm × 高さ26cm ほど

送料:2,040円くらい〜

棟方志功[1903–1975]

青森県生まれ。
ゴッホの絵画に衝撃を受け、洋画家を志した。
1924年に上京、川上澄生の版画に魅了され、木版画に転向。
1936年には民藝運動の柳宗悦や河井寛次郎らと出会い、交流を深める。
1955年に第3回サンパウロ・ビエンナーレ、翌年には第28回ヴェネチア・ビエンナーレで版画部門の大賞を受賞し、国際的高く評価される。神仏や裸婦、文学などを題材とし、木版画に鮮やかな裏彩色を施した「板画」や岩彩による肉筆画「倭絵」を祈りを込めて描き、ダイナミックで生命感溢れる作風を展開した。

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